2009年10月09日

BR6の「ボッサ・ア・カペラ」ライヴ@牛込

アカペラ・グループのBR6の初来日公演に行ってきました(10月8日/牛込箪笥区民ホール)。

予想していたよりもずっと充実したステージで驚きました。3枚目のアルバム『ボッサ・ア・カペラ』がトゥピニキーンから出たばかりで、そのアルバムからの曲が3分の1を占めていましたが、このグループ、録音を聴くよりも7倍くらいライヴの方が良いです。人柄もあるのだと思いますが、5曲目のシコの「Deixe a Menina」あたりから客席のハートを鷲掴みにしていました。

ヴォイス・パーカッションのナイフィ・シモンエスとバスのシモーの堅実なサポートをバックに、紅一点のクリスマリー・ハッケンベルギ、テノールのデコ・フィオーリ、バリトンのアンドレ・プロタジオ、テノールのマルセロ・カルヂの4人がリード・ヴォーカルとバック・ヴォーカルを自在に入れ替わる構成は、とても良く練り上げられていました。とにかくうまい。それで楽しい。自然と頬の筋肉がほころんできます。

そして独特のハーモニーとアレンジ。そのハーモニーは僕が知っているブラジルのどのコーラス・グループとも異なっていました。僕は同じく紅一点グループのシンガーズ・アンリミテッドを思い出しながら聴いていて、クリスマリー・ハッケンベルギがバック・コーラスに回ったところで本当にボニー・ハーマンに聴こえたところもあったので、ステージのあとで彼女にそう言ってみました。すると、「シンガーズ・アンリミテッドは私もとても好きで、憧れの存在だし、ずいぶん研究したのだけれど、彼らは4人×3回=12声で多重録音しているから、ライヴでは再現できない音楽」と言っていました。そして、「私たちはハーモニーもアレンジもずっとオリジナルを追及しているのよ」とのことでした。もちろんそうですよね。それだからこの夜も会場をあれだけ一体にしたのだと思います。

そういう話をしていると隣からデコ・フィオーリが乗り出してきて、「僕たちがいちばん影響を受けたのはTake6だ」と言い出しました。しかしTake6のような平凡なコーラス・グループよりはBR6の方がずっとユニークで輝いていると思います。

などなど。ステージのあと、BR6の6人もオーディエンスもスタッフも全員が笑顔でいたのが印象に残りました。良い夜でした。

セットリスト
Papagaio do Futuro
Tanta Saudade
Waters of March
The Girl from Ipanema
Deixe a Menina
Eu Quero um Samba
Retrato da Vida
Preciso Aprender a Ser Só
Bala com Bala
Water to Drink
Fascinating Rhythm
Acappellokê(「オネスティ」)
O Morro Não Tem Vez
Upa Neguinho
Linha de Passe
Mas Que Nada
Ando Jururu
I Heard It Through the Grapevine(アンコール)

posted by naoki at 01:43| Comment(0) | ライヴ・リポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月04日

祝! リオデジャネイロ・オリンピック

東京は残念でした。マドリードも惜しかった。しかしリオで良かったです。このことがリオにとって良い方向に向かうことを祈らずにはいられません。

開会式で歌うのはミルトンかカエターノか。ちなみに2014年サッカー・ワールドカップの開会式はシコしかいないでしょう。ポリチアマを率いてね。


posted by naoki at 04:38| Comment(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする