2011年02月12日

2月11日の1曲「エスターテ(夏)Estate」ジョアン・ジルベルト

 東京は雪。昼間は自宅で音楽を聴きながら仕事の山と格闘。僕には雪の日に掛けたくなるレコードというものが何枚かあって、その中にジョアン・ジルベルトの『アモローゾAmoroso』があるのだが、これは裏ジャケットのジョアンの写真を撮った土井弘介さんの証言(2003年のジョアンの初来日公演のパンフレットに掲載されている)が頭にあるからにほかならない。このアルバムでいちばん良く聴くのはブルーノ・マルティーノの「エスターテ(夏)Estate」だけれど、ジョアンがこの曲を真冬のニューヨークで録音していることはこの演奏の魅力に関係があると思う。

 夕方から立川で高校時代のラグビー部の先生と会食。うちの相方を連れて。もう一人の友人を交えて。先生の行き付けの中華料理店で。僕にとっては唯一の恩師と呼べる存在の人。ちゃんと喋るのは久し振り……もしかしたらこんなにちゃんと喋るのは初めてかもしれないくらい。それで今日は雪なのだろうか?

 この先生、今は「君が代」の不起立の問題で原告の一人になっている。僕はその主張を全面的に支持しているけれど、それは個人の思想や行動を体制とか権力とかがが強制したり強要したりすることはできないというその一点においてだ。そしてそれは僕がブラジルのMPBを好んで聴いていることととても密接に結び付いている問題だ。ものすごく大事な一点である。

 帰ってまたジョアンを聴きながら、そういうことを漠然と思う。いろいろなことを回想する。窓の外は銀世界。

posted by naoki at 00:57| Comment(0) | 今日の1曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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