2005年12月12日

映画「トーク・トゥ・ハー」

*今日は一日数字とにらめっこして仕事。疲れ果てて夕方吉祥寺を散歩していたら上田力さんとばったり。帰宅して再び数字、数字、数字。音楽はほとんど聴かず。こういう日もあります。

カエターノが出演して一曲歌っている、スペイン映画「トーク・トゥ・ハー」をスカイパーフェクトTVで観ました。

カエターノが歌うシーンのほかにも、エリスの「ポル・トーダ・ミーニャ・ヴィーダ」(アルバム『エリス&トム』収録)がBGMとして効果的に使われてる箇所がありました。おまけにこれも重要な台詞の中に、トム・ジョビンの曲の歌詞からの引用もあります(「トリスチ」のことではないかと思う)。このペドロ・アドモロヴァルという監督(脚本も彼)、絶対にジョビン・フリークだと思います。最新作は「バッド・エデュケーション」という映画のようですが、今後の動向に注目です。
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2005年12月10日

ボサノヴァがボサノヴァであるからには

常々思っているのですが、ボサノヴァのような音楽はほかにあまりないのではないでしょうか? ある都市の、ある地域の、ある時期の、ある若者たちのグループが始めた音楽が、あっと言う間に世界を制してしまったのですから(ちょっと単純化して言っていますけれど)。なぜそんなことが可能だったのか? それはやはりボサノヴァの精神性みたいなものが大きく作用していたのではないかと思います。

様式として非常に完成度が高かったことに加えて、ボサノヴァをボサノヴァたらしめていたのは、おそらくそこに流れていた共通の感覚と言うか姿勢と言うか精神状態だったのではないかと思うのです。それはきっとボサノヴァが「仲間内の音楽」「友人同士の音楽」だったことと無縁ではありません。

僕の「愛と微笑みと花」で紹介した、ニュウトン・メンドンサが亡くなった直後のジョアン・ジルベルトの美しい逸話があります。僕はそれをポルトガル語の文献で辞書を片手に読んでいて泣けてしまいました。ボサノヴァというのは、「ボサノヴァの歴史」で読むことのできるそういう無数のエピソードと密接に結び付いている音楽です。基本的に、彼らはお互いが大好きだったのだと思います。『愛と微笑みと花』(「meditaçao」の歌詞の一節であり、ジョアン・ジルベルトの二枚目のアルバムのタイトルでもあります)という言葉はだてではないのです。

こういう言い方を嫌いな人はたくさんいるでしょうし、僕だって毎日言うつもりはさらさらないのですが、ボサノヴァは「愛の音楽」なのだなあと思います。

そういうことを書くと、あらゆる音楽は愛の音楽ではないかとか、ではジャズは愛の音楽ではないのかとか、ロックだって愛の音楽ではないかとか、サンバはどうなのだとか、タンゴはどうなのかとか、レゲエはどうしたのかとか、いろいろご意見があるかもしれません。

でも、少なくとも20世紀中盤以降に誕生したポピュラー・ミュージックは、そのほとんどがある種の「屈折」をアイデンティティとして成立していると思います。ボサノヴァのように無邪気に(無邪気すぎて危険なくらい無邪気に)立っている音楽って意外とないのではないかというのが僕の認識です。ここでもボサノヴァの特異さが際立っています。

この話はなかなかまとまらないのですけれど、あと一つだけ、ボサノヴァを理解するキーワードだと僕が思っている一語を挙げておきます。それは、アミザーヂamizadeです。

辞書を引くと、愛情、友情、親切、好意などという言葉が出てきます。僕は普通は「友愛」と訳しています。この言葉は、歌詞の中にはあまり出てこないのですが、ボサノヴァの草創期について書かれたポルトガル語の文献を読んでいると実に頻繁に出てきます。

やはり彼らはお互いが大好きだったのではないかと思うのです。そして、彼らは音楽をするために集まった仲間と言うよりは、むしろ集まった仲間で音楽を作り始めた……それがボサノヴァだったのではないかと思います。ですからボサノヴァというのは、そういう人間関係の基盤の上に確立された音楽だったのではないかというのが僕の理解です。そのことを抜きにしてジョアンのコードワークを論じても、トムのアレンジを論じても、片手落ちではないかと思うのが正直なところです。

シコのDVDを僕が絶賛したのも、そこのところがちゃんと伝わってくる映像だったからです。そこがいちばんストレートにハートに来るのです。

うーむ、やはりまとまらないなあ。あと一つ、スポンテニアスということも言いたかったのですが、それはまたいずれ書きます。
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2005年11月23日

ニュウトン・メンドンサのこと

*11月23日。勤労感謝の日。新嘗祭。この日は僕の恩人の誕生日です。命日を知らないので、毎年この日にご冥福をお祈りすることにしています。

そして、もう昨日になってしまったのですが、11月22日。聖セシリアの日。この日はニュウトン・メンドンサの命日でした。

ニュウトン・メンドンサという人について僕くらいいろいろな文献を引っ繰り返した日本人もそうたくさんはいないと思うので、彼に対してはちょっと責任と言うか、愛着と言うか、因縁と言うか、そういうものを感じています。この「ボサノヴァ最大の謎」と言われる人物は、45年前の11月22日に、リオのヴィラ・イザベルの自宅のアパートメントで息を引き取りました。

彼について調べ上げたことは拙著「愛と微笑みと花」に書いたので、興味がある方はご覧いただければと思うのですが、例えばかの「サンバ・ヂ・ウマ・ノタ・ソ(ワン・ノート・サンバ)」は、80%くらいニュウトン・メンドンサが書いて、残りの20%をトム・ジョビンが書いたのではないかというのが、僕の推察です。それを裏付ける話もたくさんあります。

また、「愛と微笑みと花」を上梓してから、「ニュウトンの息子のステージを見たことがあるよ」という方に三人もお会いしました。それは不思議な感激です。でも、そのフェルナンド・メンドンサも、今から六年前に亡くなってしまいました。

「ボサノヴァ」と呼ばれる音楽の誕生に、ジョアン・ジルベルトとトム・ジョビンと同じくらい深く関わっていたのがニュウトン・メンドンサです。これから「ボサノヴァ50周年」に向けて再評価の機会があればと思っているのですが、さて、どうでしょうね。

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2005年11月22日

「ボサ・ノーヴァ詩大全」

*我が家は冷房もほとんど入れないのですが(今年の夏はクーラーなしで過ごしました)、暖房もあまり入れません。でも今日初めて朝ストーブを点けました。そろそろ東京も冬が近づいてきています。

中央アート出版社の「ジャズ詩大全」のボサノヴァ版「ボサ・ノーヴァ詩大全」の発行を楽しみにしているのですが、どうやら来春くらいの発行になりそうだと聞きました。

著者は、サンパウロ在住の坂尾英矩さん。おそらく日本人でこれほどボサノヴァに詳しい方はいないでしょう。刊行が楽しみです。
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2005年11月17日

油井正一さんに教わったこと

日本のジャズ評論家の最高峰、油井正一さんの著書に教えられたことで、忘れられないことがあります。もう何十年も前に読んだことです。別に難しい話でも何でもありません。

それは、「レコードは、見つけた時に買え」という言葉でした。油井さんは、「中古盤だけの話ではなくて、新盤だって今買っておかないと、次にいつ買えるかわからない」ということを書いていました。そうだよなあと思ってそれ以来、なるべくそのように務めているのですが、人間ですから気の緩みはあります。たまたまその時に手持ちがなくて、「まさかこの店でこれは売れないだろう」と思い込んで、数時間後にもう一度行ってみたら跡形もなく消えていた……ということは、何度もあります。

つい最近も、やってしまいました。まあ、レコードなんて「モノ」ですからね。縁がなかったのでしょうね。

さて、「ジャズの歴史物語」のあとがきによると、油井さんは昭和47年にテレヴィグローボの招待でブラジルに行って2週間をリオで過ごしたそうです。どういう感想をお持ちになったか、書き残されたものがあるとしたら読んでみたいものです。


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2005年11月13日

スカートを脱いだイパネマの娘

*雨上がりの明るい光の一日。今日はずっと音楽を掛けずに仕事に集中していました。

先日の「ガロータ・ヂ・イパネマ」のカヴァー・レコーディングの話の続報です。

そう言えば、とふと思い付いて、「all music」で「boy from ipanema」で検索したら、32件がヒット。アーティスト数は17名でした。重複の消し込みは……もう面倒でやっていられません。

この曲の私家版ディスコグラフィを作ろうかと思っているのですが、予想以上に困難を極めておりまして、完成するかどうかわかりません。完成したら、アーティスト名の一覧だけでもこの場で公表しようかと思っているのですが、さて、どうなることやら。

それにしても、「ガロータ・ヂ・イパネマ」については普段あまり顧みることもなかったのですが、やはりこれは偉大な一曲なのでしょう。ある種の金字塔であることは間違いありません。
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2005年11月12日

お詫び

*システム障害で安定しない状態が続いており、申し訳ありません。DIONの対応が遅くて遅くて……。

 面倒なのですが、引っ越しも検討します。
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2005年11月08日

イパネマの娘のカヴァー・レコーディング

*週末に青山で偶然にホブソン・アマラルと会いました。彼とは一度映画館の中でもばったり会ったことがあります。うーむ、縁があるのだなあ。

以前に「ガロータ・ヂ・イパネマ(イパネマの娘)」はどのくらいのアーティストに録音されているのだろうか?というお題をいただきましたが、その中間報告です。

まず、「all music」(http://www.allmusic.com/)で、「girl from ipanema」で検索すると540件がヒットします。また、「garota de ipanema」で検索すると118件がヒットします。でもこれはディスクの数。ここではとりあえずアーティストの人数(グループ数)だけを調べたいので、1人が複数のディスクに吹き込んでいるものなどを除外すると、「girl from ipanema」で279人、「garota de ipanema」で68人のアーティストが録音していることがわかります。

さらに、「clique music」(http://www2.uol.com.br/cliquemusic/)で「garota de ipanema」で検索すると、110件がヒットします。アーティスト数を数えると61人です。

そして、上記を足し合わせて重複をマイナスすると、365人という数字が出ました。

ただ、ざっとリストを眺めただけでも「あれがないぞ」というものがいくつもあるので、どちらのサイトも完璧ではないものと思われます。ですから今のところは、「400人前後が録音しているのではないか?」という感触です。これ以上詳しいことがわかればまた報告します。

しかしディスコグラフィは面白い。「girl from ipanema」は、ルイ・アーム・ストロング、クリフ・リチャード、アーチー・シェップ、それから何とキャブ・キャロウェイにも録音されているようです。

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2005年10月24日

銃器市販禁止法案とサニー・アルヴェス

注目していたのですが、ブラジルの銃器・弾薬の市販禁止法案は、10月23日の国民投票の結果、反対が賛成を上回り、結局否決されました。

非常に難しい判断ではあったと思います。銃が手に入らなくなったら、一体どうやって自分の身を護るのか? 反対派はこの主張をメディアで展開して中間層を取り込んだようです。言っていることはわからなくはない。でも、この結果はやはり残念です。「実情を知らないからそういうことが言えるんだ」と言われたらそれまでかもしれないけれど。

そこで今、コアラ・レコードから出ている、サニー・アルヴェスの『ダ・コル・ド・ペカード』を聴いています。

サニー・アルヴェスは、アルミール・シェヂアックの恋人でした。2003年5月23日のあの忌まわしい事件の時にも、彼と一緒にいました。アルミールの自宅に帰った2人は武装した2人組に襲われます。そして車に乗せられるのですが、その時、アルミールは犯人の1人が誰なのかを認識しました。それがあだになって、アルミールは車から降ろされ、四発の銃弾を浴びせられました。サニーは奇跡的に明け方になって解放されます。犯人2人は間もなく逮捕されました。

サニー・アルヴェスは、アルトゥール・ヴェローカイの『サウダージス・ヂマイス』で注目を集め、ミルトン・ナシメントのミュージカル『ミサ・ドス・キロンボス』などにも参加。アルミールのプロデュースでデュー・アルバムを準備していた頃に、この事件が起こりました。遺志を継いだのは、アルミールの友人だったヴァスコ・デブリート。ヴァスコの尽力で、このアルバムは日本で日の目を見ることになりました。

アルバムの出来はすばらしい。何というしなやかな声をしているのだろうと思います。カルトーラの未発表曲「Beijos」を録音しているのも聴きものです。ヴァスコの「Fiz um samba」も歌っています。全曲を通じて、すばらしく表現力の豊かなヴォーカル。ちなみに彼女の父親ルイス・アルヴェスは、ミルトンのサポートを務めていたソン・イマジナリオのベーシストでした(ピアノはヴァグネル・チゾ、ドラムスはホベルチーニョ・シルヴァ)。

サニー・アルヴェスはアルミール・シェヂアックの命を奪った銃声をどんな思いで聴いたのか? 彼女の歌声を聴きながら、アルミールの冥福を祈り、銃のない社会を夢に見て、今夜はそろそろ眠ります。
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2005年10月23日

ルイス・エサを聴くなら・・・

*今日の日中は神奈川の大和で仕事だったのですが、あまりにも空が青くて、思わずそのまま小田急で海まで行ってしまいそうになりました。いい天気だった!

コメントをいただいている皆さん、ルイス・エサがお好きなんですね。僕も人並みに聴いているつもりでいましたが、語れるほどではありません。LP/CDを数えてみたらタンバ3・4とルイス・エサのリーダーを合わせて計8枚しかありませんでした。

ルイス・エサを聴くとしたら、どのアルバムがいいでしょう? 詳しい方にぜひお聴きしたいものです。

なお、タンバ4の1970年録音メキシコORFEON盤が、近日CDで発売されるとのこと。ディスクユニオンのサイトで「幻の逸品」と紹介されています。

*尾崎さん

トム・ジョビンとルイス・エサとは、世代がちょっと違います。トムは1927年生まれで、ルイスは1936年生まれです。ルイスにとってトムはちょっと近寄り難いくらいの先輩に当たったのではないかと思います。親交はもちろんあったに違いありませんが。

ちなみにちょっと生年を並べてみると、

ヴィニシウス・ヂ・モライス 1913
ルイス・ボンファ    1922
イズマエル・ネット   1925
トム・ジョビン     1927
ニュウトン・メンドンサ 1927
ジョニー・アルフ    1929
ホナルド・ボスコリ   1929
ジョアン・ジルベルト  1931
セルジオ・ヒカルド   1932
ジョアン・ドナート   1934
ルイス・エサ      1935
カルロス・リラ     1936
ホベルト・メネスカル  1937
バーデン・パウエル   1937
セルジオ・メンデス   1941
アイルト・モレイラ   1941
フランシス・イーミ   1941
ナラ・レオン      1942
エウミール・デオダート 1942
カエターノ・ヴェローゾ 1942
エドゥ・ロボ      1943
シコ・ブアルキ     1944
エリス・ヘジーナ    1945
ガル・コスタ      1945

ということになります(わかったようなわからないような……)。

そう言えばルイス・エサはニュウトン・メンドンサのピアノに非常に興味を持って、ニュウトンの演奏するインフェルニーニョ(一応「安キャバレー」と訳しておきます)に通い詰めていたそうです。
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2005年10月18日

今年のブラジルのベストアルバムは?

*今日は関西(京都、大阪、和歌山)に日帰りで出張。朝4:30に自宅を出て、帰宅したのは午前1:15というハードな一日。まあ移動中は居眠りしたりもしているのですけれど。で、ロッテの優勝を関空の塔乗口で見て、帰りの機内で小泉の靖国参拝を知りました。

恒例のブラジルディスク大賞の投票が始まるそうです(http://www.j-wave.co.jp/05brasil/)。僕はブラジル音楽であれば何でも聴くという人間ではないですし、例年だいたい見たことも聴いたこともないアルバムが上位に名を連ねているのですけれど、去年はジョアン・ジルベルトの『イン・トーキョー』が1位だったのかな?

で、今年は僕は、トム・ジョビンのミナスのライヴと、マリア・ベターニャのヴィニシウス集のどちらかですね。でも前者はずっと昔の録音なので今年の対象ではないのかな?

何だか「かな?」ばかりですみません。
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2005年10月11日

1年が経ちました

 先日から書いているのですが、十月十日でこのblogを始めてちょうど一年が経ちました。

 思えば昨年のこの日(十月十日の明け方)、ジョアン・ジルベルトのライヴを体験できる幸福を噛み締めながら夜更かしをしていて、ふと思い立って、衝動的に始めたのでした。そのちょっと前に彩流社の編集(営業)の春日さんから勧められていたこともあったのですけれど。

 とにかくお読みいただいてありがとうございます。また、このblogのおかげでとてもたくさんのことを教えていただきました。今後も勉強しながら、トム・ジョビンとジョアン・ジルベルトに対する愛情が続くかぎりは、ペースを落としてでも続けていこうと思います。先のことはわかりませんが、今のところはそういう心境です。

 さて、プレゼントに24通の応募のEメールをいただきました。応募の多かったものは抽選(あみだくじです)の結果、次の方々にお譲りすることになりました。

(1)雑誌「ラティーナ」1995年2月号 アントニオ・カルロス・ジョビン追悼特集号
 じゅんさん

(2)洋書(小説)「ブダペスト/シコ・ブアルキ」英語版・ハードカヴァー
 これは応募がありませんでした!

(3)DVD「アントニオ・カルロス・ジョビン オールスター・トリビュート」
 加藤テクさん

(4)ボサノヴァCD三枚
 Leicoさん

(5)拙著「三月の水」と「愛と微笑みと花」
 かずえさん・リオさん

*以上の方々には個別にEメールでも連絡致しますが、Eメールで住所をご連絡いただければ幸いです。商品到着まで1週間程度お待ちください。また、抽選で外れた方にはまことに申し訳ありませんでした。

 いただいたEメールの「要望」の中でいちばん多かったのが、「続けてくれればそれでいいよ」という趣旨のものでした(涙)。うちの相方などは「画像とかもあった方がいいんじゃないの?」などと平気な顔をして言うのですが、読んでいただいている皆さんの方がよほど僕のことをわかっていらっしゃるように思います(笑)。

 アントニオ・カルロス・ジョビンとジョアン・ジルベルトの音楽はすばらしい。そのことを少しでも多くの方に、特に、僕よりも若い世代の方にお伝えしていきたい。「三月の水」を書き始めた時の初心に戻るつもりです。今後とも宜しくお願いします。
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2005年10月04日

映画「ヴィニシウス」のサントラが近日発売

*今日の東京は昨日に比べるとずいぶん涼しくなりました。「いい季節ですね」と言ったら、「なんか1年中そんなこと言っていますよね?」と言われました。そうか、1年中そんなこと言っているのか……。でも、いい季節ですね。

 ヴィニシウス・ヂ・モライスを題材にした映画がブラジルで公開されるようです。タイトルも「ヴィニシウス」。監督はミゲル・ファリアJr。そのサウンドトラックがビスコイト・フィーノから発売されます。シコ、カエターノ、ベターニャ、ジルほかが参加。映画も観たいですが、音も待ち遠しいです。
http://www.biscoitofino.com.br/bf/cat_cada_cd.php?id=153
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2005年09月29日

10万アクセスを突破しました

いつもご覧いただいてありがとうございます。9月28日までのアクセス数が100,241件となり、10万件を突破しました。昨年10月10日の開設以来、354日目のことでした。

さっきからいろいろと調べていたのですが、

1日平均アクセス数:283件
最多アクセス日:2004年10月13日 920件
最少アクセス日:2005年9月9日 126件
投稿記事数:271本
1記事投稿頻度:1.3日

という感じです。最多アクセス日は昨年のジョアン・ジルベルトの最終公演の翌々日でした。

最初は1〜2ヶ月、せいぜい2〜3ヶ月で終わりにするつもりでいたのですが、ここまで約1年近くも続けてこれたのは、ご覧いただいている方々からの励ましのお言葉があったからです。どうもありがとうございます。

さて、本気で何かのお礼を考えなければと思っています……。

明日までに考えます。
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2005年09月27日

A.シェヂアックによる「イパネマ」図説

アルミール・シェヂアックと言えば、彼が編纂したトム・ジョビンの楽譜集全3巻がルミアールから出ていますが、その第3巻に非常に面白い図があります。

「ガロータ・ヂ・イパネマ」の歌詞を波の図の上に配したものなのですが、その図を使ってアルミールは、この曲がいかに「比喩的楽曲」であるかを説明しています。要するに、メロディが歌詞を暗示しているということ、その2つがいかに関連し合っているかということを、波が次第に高くなるその図を用いて説明しています。面白いです(その文章をまとめているのはタリク・ヂ・サウザ)。

この図、ちょっとした発明だと思うのですが、話題になることはないですね。メロディの高低とバランサ(スウィング)の感覚とフレイズの区切りが一目でわかるのですが・・・・・・。

まあ、楽譜があればこんな図はいらないのですかね。
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2005年09月20日

赤いからす・松本啓司さんのトリビュート・ライヴ

今夜は、僕のホームバー(と言っても最近は二ヶ月に一度くらいしか行かないけれど)、吉祥寺のジャズライヴハウス「赤いからす」の前マスター、松本啓司さんの七周忌ライヴ。

あの6年前の葬儀ライヴに集まったミュージシャンは130名。都内のジャズ・クラブがほとんど空っぽになってしまった夜でした。

今夜も、神谷えり、澄淳子、清水秀子など、この店とゆかりの深い女性ヴォーカルが多数集まって、深夜まで賑やかに。6年前この店で出棺した時を、思い出してしまいました。

天国の松本啓司さんも喜んでくれていると思います。
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2005年09月08日

吉祥寺アルヴォラーダが1周年

ブラジル独立記念日の昨夜は、吉祥寺アルヴォラーダの1周年記念サンバ・パーティ。私、久し振りに呑み過ぎてしまいました。

黒澤さん、1周年おめでとうございます。それにしても、雑誌編集者からの華麗なる転身! 人生、面白いですね(と言うとちょっと軽くなってしまいますが)。昨夜も大盛況で、本当に良かったです。

こういう店が山手線の外で成り立っているということ……それどころかこんなに支持を得ているということは、本当に快挙だと思います。

食事も酒もおいしく、値段も非常に安いので、万人にお勧めできる店です。皆さん、お近くにお越しの際にはぜひいらしてください。http://www.alvorada.jp/

黒澤さん、「吉祥寺ブラジル化計画」、着々と進行していますね。これからも頑張ってください。
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2005年09月03日

テネシー・ウィリアムズに捧ぐ

欲望という名の電車が(ディストリクトが)あるくらいなのですから、希望という名の電車も(ディストリクトも)きっとどこかにあることでしょう。世界のどこかに。僕たちの知らないところに。

僕は米国合衆国の政策をずっと長いこと支持していません。彼らは根本的に大きな間違いをしでかしていると思います。でも、それとこれとは別。そして、こういうことが起こった時にいちばん大きな被害を被るのは、社会を底辺から支えている、いちばん貧しい階層の人たちです。

米国「カトリーナ」の被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
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2005年08月24日

9万アクセスを超えました

8月20日までのアクセスが90186と、9万を超えていました。ここのところサボることが多かったので、何だか申し訳ないような気持ちです。せいぜいせっせと書くことにします。

もし10万になったら何かしないといけないですかねえ……。

まあ今後とも宜しくお願いします。
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2005年08月14日

8月の音楽

この季節になると、7年前に失われた、一つの小さな命のことを思わずにはいられなくなります。と言うよりも、そのことしか考えられなくなります。

あの時、井の頭公園で、若者たちが演奏している音楽が本当にいやだった。静かにしていて欲しかった。自分の中に流れている音楽(特定の音楽ではありません)を邪魔しないで欲しかった。

10代や20代の頃は、疲れたときやしんどいときには音楽を求めたものでした。でも最近、そういうときこそ静かに、何も聴かずに過ごしたいという思いが強くなりました。

最近ちょっと、音楽との距離の取り方が、微妙に変化してきています。

歳を取っただけのことかもしれないけれど。

というわけで、今日も我が家の音楽再生装置は一日中お盆休みでした。
posted by naoki at 20:38| Comment(4) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする