2017年07月22日

伊藤ゴロー『アーキテクト・ジョビン』インタヴュー(「ラティーナ」8月号)

7月21日に発行された「ラティーナ」8月号に、7月5日にトム・ジョビンのインストゥルメンタル曲を集めた『アーキテクト・ジョビン』を発売した伊藤ゴローさんのインタヴュー記事が掲載されています。ぜひお読みいただき、『アーキテクト・ジョビン』をお聴きいただくサブテキストにしていただければと思います。
インタヴューを始める前に伊藤ゴローさんに、「細かいことを訊いて書いても良いですか? それとも読者にはそういう情報のない状態でこのCDを聴いて欲しいですか?」と質問したところ、「これはある程度解説を必要とするアルバムだと思うので」とのことでした。それではと、一曲一曲について意図や料理方法や聴きどころをしつこく訊いて、いくつもの「種明かし」を書かせていただくことができました。丁寧にオープンに答えてくれた伊藤ゴローさんに感謝します。
話題は伊藤ゴローさんが昨年訪問したというトム・ジョビンの別荘ポッソ・フンドの話に。ジョアン・ジルベルトの『愛と微笑みと花』のリハーサルをしたところ、トムが「三月の水」を初めとする70年代の名曲のインスピレイションを得たところです。その土地を訪ねたことは伊藤ゴローさんにとってとても意味があることで、この『アーキテクト・ジョビン』を製作する下地と言うか根幹になっているようでした。
トムの曲をクラシック音楽的にアレンジしたアルバムとしては、ホベルト・ミンチャックが中心になった『ジョビン・シンフォニコ』のプロジェクト――フルオーケストラが中心になっています――と、あとはギターのアルバムが何枚かありますが、この『アーキテクト・ジョビン』はストリングスのカルテットとギターとピアノという室内楽的編成で、こういう取り組みは世界でも初めてではないかと思います。しかしまったく違和感のない、自然で美しくて正統的な作品に仕上げられているのは、トムの曲がもともと持っているクラシック音楽的な要素や構造を、伊藤ゴローさんが独自の解釈で丁寧に再構築した成果ではないかと思います。伊藤ゴローさんもまた巧みなアーキテクト(建築家)だった……取材と執筆を終えて数週間が経って、そのことに気が付きました。
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2008年03月03日

3月2日に聴いたレコード

*ご無沙汰しています。おそるおそる再開します。

『ユーアー・オンリー・ロンリー/J・D・サウザー』A面

『おもいでの夏/ルイス・ヴァン・ダイク・トリオ』

『パードン・マイ・イングリッシュ/ザ・ガールズ・フロム・バイーア』AB面

『明日に架ける橋/ポール・デスモンド』AB面

『オ・ドノ・ド・ムンド(サウンドトラック)』A面

『ミュージック・オヴ・ジェローム・カーン/アル・ヘイグ』

『ウィリー・コローン・イ・ティト・プエンテ』

『J.S.バッハ インヴェンションとシンフォニア/アンドラーシュ・シフ』

『タンジェリン/ジョニー・ソマーズ with ブラジリアン・ブリーズ』

『アルデマーロ・ロメロ・アンド・ヒズ・オンダ・ヌエヴァ』

『エウ・ケーロ・ヴェール/レニー・アンドラーヂ』

*昨日は一日水戸周辺にいたのですが、梅はまだ全然咲いていませんでした。今年は寒いのですね。

*AB面の表記のあるのがLPで、ないのがCDです。
posted by naoki at 00:59| Comment(0) | TrackBack(1) | カテゴリ無し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする